女性ファッション誌「着回し」企画の総額は(その1:MORE6月号編)

What's「着回し」

 といっても今更説明することでもないと思うが知らない人もいるかもしれないので念のため。
 通勤、通学。毎日同じ服を着ていくわけにはいかないから、人は服の組み合わせを考える。それでもおしゃれに、服をたくさん持っているように見せたい。そして出費も抑えたい、ということは「いかに最小の服で最大の組み合わせを作るか」がポイントになってくる。
 ファッション雑誌を見ればだいたい載っているこの「着回し」企画。特徴を箇条書きにするとこうなる。

  • まず最初にワードローブの一覧が出てくる(服だけ平置きした状態であることが圧倒的に多い)
  • そして曜日や実際の日付でコーディネイトを一日一個紹介。これはモデルが着用した写真
  • コーディネイトには最初のワードローブ一覧でどれを使っているかアルファベットで示していることが多い
  • 何故かストーリー仕立てになっていて、日付が進むにつれ物語が展開されているものが多い
  • さらに本当にどうでもいいその人の架空のプロフィールが冒頭についている場合もある
  • 本当に気合の入った着回し企画は鞄、靴、アクセサリーまでワードローブに指定
  • 昔は週単位が多かったが、今は一ヶ月単位が多い

また発展系として

  • フェミニンなコとカジュアルなコという風に、服のテイストが違う二人を同時に紹介することもある(ノンノに多い?)
  • 最近多いのが「買い足し」として途中に買い足すアイテムが紹介されているもの
  • 男性誌でも見たことがある。ポピュラーかどうかは私はよく分からない(こちらは後述)

こんなところだろうか。

全部鵜呑みにして実行したら

 ようするに、これ全部鵜呑みにして実行したらいくらかかるのだろうか、ということだ。
 多分かなり高いのではないかと思うが、雑誌によって値段帯も変わってくるだろう。

 実際そういうことを実行する人がいるのかどうか知らないが、いざやるとかなりの労力だと思う。どうしてかというと、扱っているアイテムの店がまるでばらばらなことがほとんどで、一箇所に行けば全部揃うわけではないからだ。
 しかも雑誌掲載アイテムはすぐ売切れたりして手に入りにくい。それを考えるとかなりの労力がかかることは想像に難くない。

 マンガ「ホタルノヒカリ」では主人公がそれをやっている(理由は面倒だから)と豪語していた気がするが、実際めんどくさがりやでも何でもないと思う。*1

 とにもかくにも、誰もやらなそうだが値段だけは調べてみることにした。

対象雑誌一覧

 とりあえず家にある雑誌で着回し企画があるものを全部拾ってみることにした。複数号ある場合は(持っている)最新のものから拾ってみた。

■1■MORE 6月号
MORE (モア) 2007年 06月号 [雑誌]
特集名:これで完成!! みおの着回し春→夏書い足し最強プラン

少し古くて申し訳ないがMORE六月号。
これももういきなりタイトルに「買い足し」とあって、今時の着回しプラン。

■2■Style 7月号
Style (スタイル) 2007年 07月号 [雑誌]
特集名:初夏←→梅雨「ワンピ4枚」が主役の着まわし31日間

ワンピ4枚で一ヶ月とは、かなりヘビロテな気がするが…この雑誌はあまり売ってないので困る。
とはいえ今後は買わない気もするが…薄い割りに高いし…。

■3■Oggi 7月号
Oggi (オッジ) 2007年 07月号 [雑誌]
特集名:見た目も着心地も、涼やかに! 梅雨から真夏の一か月コーディネート

予想では一番高額になるのではないかと思うオッジ。
「着まわし」という単語はきっと貧乏くさいから使わないのだろう、と勝手に深読み。

■4■Look!s 2007年夏号
Look ! S (ルックス) 2007年 07月号 [雑誌]
特集名:6月→7月 憧れモデルのおしゃれテク公開! 小畑由香里の着回しダイアリー

実はこの雑誌は通販カタログでもあるのだが、通販よりは若干ファッション誌に近い紙面づくりをしている。
今時通販カタログも着回し企画は結構やってるが、とりあえず私が今持っている通販カタログのうち載っているのはこれだけだった。

■5■BAILA 6月号
BAILA (バイラ) 2007年 06月号 [雑誌]
特集名:沙世の着回しダイアリーVol.1 さらりフェミニンときどきカジュアルな31days

なんとバイラは特集ではなくて連載。この号から開始されたようだが。
まあどうせ何かしら毎号やるんだから連載でもいいような気はする。モデルが固定されることの是非はあるだろうが。

■6■AneCan 7月号
AneCan (アネキャン) 2007年 07月号 [雑誌]
特集名:大人めかわいい サチOLの1か月コーディネート

結構シンプルなコーディネートで私は好きなAneCan。やや色に乏しい感は否めないが、そこはそれ。
こちらも「着回し」という単語は特集名には出てこない。

 以上、6誌。

 統計立てるために以下のデータを載せていく。

  • 「基本アイテム」アイテム名、ブランド、値段、登場日数
  • 「買い足しアイテム」アイテム名、ブランド、値段、登場日数
  • 「欄外アイテム」アイテム名、ブランド、値段、登場日数
  • コーディネート総日数
  • 1日辺りのコスト

 なおコーディネート一覧に載ってなくてもモデルが見につけていて値段が併記されているものは「欄外アイテム」とする。値段が書いていないものはもう断念だ…。

■1■MORE 6月号:これで完成!! みおの着回し春→夏書い足し最強プラン


どうでもいい主人公のスペック
名前:みお
職業:OL(インテリア・雑貨を扱う会社)
年齢:25歳
彼氏:美容師のオサム(つきあって3年)
その他:悪目立ちしないベーシックな着こなしがポリシーだったが、最近「もしや華がない!?」と鏡の前で迷うことも
基本アイテム一覧(全17アイテム)

アイテム名 ブランド 値段 登場日数
白ショートジャケット コルテス ワークス 30,450 4
ブルーふわ袖カットソー アナカ 10,290 4
白五分袖シャツ ノリヒト サトウ 18,900 3
黒×白ボーダーカットソー パンセ 11,340 5
薄グリーンカーディガン ルビーリベット 9,975 2
カーキーボウタイブラウス リヴィジテーション 17,850 3
白サテン地プリーツスカート ル ドーム イエナ銀座店 16,800 4
スキニージーンズ ブルーカルト 22,890 4
黒ひざ丈ハーフパンツ マイダルタニアン 17,850 6
ブルーストール イー・ヴィ バイ エ・ヴー 9,975 2
太メッシュベルト デンビロビューム 10,290 2
茶トートバッグ サザビー 39,990 4
白チェーンバッグ エニィ スィス バイ クミキョク スィス 8,295 4
ベージュパンプス フラミューム 27,300 5
オープントゥパンプス マリオルカ ジュスティ 36,750 6
ストーンつきネックレス ビアズリー 11,550 3
クロス&パールネックレス ルーニィ 6,090 5

買い足しアイテム一覧(全21アイテム)

アイテム名 ブランド 値段 登場日数
光沢フリルブラウス パンセ 17,640 3
ベージュワンピース カイラニ 26,040 4
ブルー台形スカート アナディス 13,650 5
パール二連ネックレス ノジェス 17,850 2
グレイニーハイソックス 靴下屋 1,260 1
黒エナメルバッグ サザビー 21,000 2
バレエシューズ レペット 27,300 3
グレイロングパーカー プライドグライド 13,650 4
黒×イエローポロシャツ フレッド ペリー 10,290 2
白ひざ上丈パンツ パンセ 13,440 5
メタリックメッシュバッグ ガリャルダガランテ 19,950 4
クロスネックレス エルチャンス渋谷109パート2店 2,100 2
ゴールドバックルベルト フリーズ ショップ 9,660 3
黒レギンス ジュヌヴィエーヴ 3,045 2
Tストラップサンダル フランコマルティー 35,700 3
キャミ型プリントワンピース マイ ダルタニアン 22,050 2
グレイロゴTシャツ Sunny Girl California 6,195 1
花柄サテンふわ袖ブラウス ドゥエ ビランチェ 28,350 2
でかかごバッグ サンアルシデ 17,850 3
ウエッジサンダル カスタニエール 34,650 2
赤バングル エルチャンス渋谷109パート2店 525 3

気になる最終データ

■総アイテム数 38
■総額 648,780円
■コーディネイト数 30
■1アイテム平均額 17,073円
■1コーディネイト平均額 21,626円
■1コーディネイト1アイテム平均額*2 4,878円

■アイテム別データ
(トップス・ボトムス・アウター・靴・バッグ・アクセサリー・小物で分類)

分類名 総数 総額 1アイテム平均額
トップス 9アイテム 151,305 16,812
ボトムス 5アイテム 84,630 16,926
アウター 4アイテム 71,715 17,929
5アイテム 161,700 32,340
バッグ 5アイテム 107,085 21,417
アクセサリー 5アイテム 38,115 7,623
小物 5アイテム 34,230 6,846

感想と考察など

 なんと総額64万円とは…。確かにひとつひとつが割りと高額だなと思いながら書いていたが、これほどとは…。
 作る方もよく考えていると思う。登場回数ができるだけ均等になるように考えているのがはっきり分かるからだ。ただこれは買い足し企画なので、最後に出てくる買い足しアイテムはどうしても登場回数が少なくなる。
 また季節が移り変わっていくことを考えているので、最初は着ていたジャケットなどは後半ほとんど出てこなくなるし、逆に後半サンダルなどが出てきたりする。

 靴や鞄については出てこないコーディネートもある。(家にいるとかそういう設定のもの)また外にいるのに足元が写っていないコーディネイトは靴が掲載されていなかった。律儀というかなんというか。

 それにしても64万円とは…しつこいようだがかなり驚いた…ホタルノヒカリの主人公は相当金持ちなのではないだろうか…マンガを読んでいると収入はそこそこありそうに見えるが…。

 やるのは大変だったが、大変なのはアイテムを書き出したりするまで。集計は書いたテキストを読み込ませてExcel一発なので問題なし。
 他誌との比較はかなり面白そうなので、頑張って最後まで集計してみようと思う。

*1:このホタルノヒカリの作者ははてなをやっていて、キーワード「干物女」を昔登録していたような気がするが…。その時は「そのくらいいいんじゃないの」みたいな話で片付いていた気がする

*2:アイテム総額÷全アイテム登場日数合計

はてなキーワードにおいてファッション用語が弱い件(その6 ブランド調査国内「E」)

「D」総評

 セシルマクビーは中黒がない状態のキーワード化だったとは…。この週刊ファッション情報の表記はかなり信用できないような気がする…。
 
 Dだがヒットはかなり少ない。ヒットしたものを挙げたほうが早く、ダックス、DEFROCKT.M.Revolution西川貴教がデザインしているらしい、トリビアだ)、doarat*1ディーゼルドゥニームドレスキャンプ、ドン小西くらいか。

 今回のヒットを見て思ったのがジーンズの(が有名な)ブランドは強いかもしれない、ということだ。ユーザ層を考えても十分ありえる話だ。

「E」

early bird|eclectica|ECLIPSE|ELECTRAWEDGE|ESCHE|アールジーン Earl Jean|アンレクレ enrecre|アンプリベ EN PRIVE|イーズィー・バイ・ゼニア EZ by Zegna|イーヴィ・バイ・エヴー EV by et vous|イーストパック Eastpak|イーストボーイ EAST BOY|イーツォ яйцо|イーハイフン・ワールド・ギャラリー EHYPHEN WORLD GALLERY|エヴー|エヴスジーンズ Evisu's|エゴイスト EGOIST|エスペシエ Especie|エディー・バウアー Eddie Bauer Japan|エスピエ ESPIE|エトロ Etro|エバーラスティング|エバーラスト EVERLAST|エフィー efffy|エピウスプレイス et puis place|えへ EHE|エポカ Epoca|エボニーアイボリー Ebonyivory|エミール・ブリュ|エニエム|エリック・エ・リディ|エリ松居 ERI MATSUI|エル|エルマノ・シェルビーノ ERMANNO SCERVINO|エルオム|エルプラネット elle planete|エルメネジルド・ゼニア Ermenegildo Zegna|エレクトリック ELECTRIC|エクレクティカ eclectica|エレッセ Ellesse|EROSTY POP! エロスティポップ|エンポリオアルマーニ EMPORIO ARMANI|エンリコ ドマーニ ENRICO DOMANI|

*1:はてなキーワードでは「ドゥアラット」、週刊ファッション情報では「ドゥラート」、おそらくは発音の問題だがどちらが正しいのだろう…

はてなキーワードにおいてファッション用語が弱い件(その5 ブランド調査国内「D」)

「C」総評など

 それにしてもはてなの一日分の記述の上限はどのくらいなのだろうか。
 国内だけでもアルファベット26文字+α(実は最初にあってまだやっていないのに「数字」というのがあるのだ)調べて書くことになるのだがどれほどの量になることやら…。まあ行けるところまでは行ってみるつもり。

 誰でも知ってそうなブランド名が特にないような気がするC。結果として割とマニアックものが数件ヒットするに留まった。
 ちなみにキューブシュガーはカタカナも英語もそれぞれバラバラの誤ヒット。おそらくサイトが複数あったためと思われるが、コズミックワンダーが二箇所あり、除外しなかったため二回ヒットしていたので修正しておいた。

 コイガールマジックVIVAYOUの妹ブランドだったとは知らなかった。いつも思うのだが「妹ブランド」というと姉ブランドよりも対象年齢が下がるということで合っているのだろうか。雑誌Anecanはそうなっているから、解釈としては間違ってなさそうだが自信がない。
 セシルマクビーはミュージシャンとしての誤爆。ギャル系ブランドもキーワード化されにくいような気がする。コレット誤爆。個人的にはがっかりするカテゴリー。

「D」

DA TRUSSARDI|DANAPARIS|dedanae|DOLCE|DSW|ダカイン DAKINE|ダックス DAKS|ダットエムオー dat_MO|ダーバン D'URBAN|ダブファクトリー DUB FACTORY|ダブルスティール DOUBLE STEAL|ダンスキン Danskin|ディアプリンセス Dear Princess|ディグレース DGRACE|デイシー deicy|ディーズミニ DS mini|ディーゼル diesel|ディーチェ Dice|ディーチェ・カヤック DICE KAYEK|デヴィジオ DESVISIO|デジタル4 digital4|デービッド・ヒックス|デビロック devilock|デフロック DEFROCK|デュエ・モトーレ Due motore|ドゥラート doarat|ドッペルゲンガー doppelganger|ドゥニーム Denime|ドゥファミリー do family|ドッグデプト DOG DEPT|ドミンゴ Domingo|ドープ・アンド・ドラッカー DOPE & DRAKKAR|ドラッグストアーズ drug store's|ドレイクス DRAKE'S|ドレスキャンプ DRESS CAMP|ドレステリア DRESSTERIOR|ドン小西|

 すごい! 最後がドン小西! 登録されているのだろうか。書いている今からわくわくする。(人物名としての登録はありえるが、ブランドとしての記述があるかどうか…そもそも本当にこういう名前のブランドなのか?)
 にしても少ないという印象。そして言葉の持つ骨太さのせいか、メンズブランドが多いような気がする。

はてなキーワードにおいてファッション用語が弱い件(その4 ブランド調査国内「C」)

「B」総評

 A同様、マニアックと超メジャーの二極化。ビルケンビームスベネトンは予想通りだがベネトンの英語表記がなかったのは意外。(全て大文字個人的にはバッドボーイスなどは最もキーワード化されないファッションブランドなのではないかと考える。*1
 知ってるユーザが中途半端そうなのにキーワード化されていて驚いたのがBOSCHだが、ジャンプしてみたら


ドイツ起源の総合電気電子機器メーカー。
ということでファッションブランドとしての登録ではなかった。私はここの服も好きだ(持ってない。数ヶ月前買おうとしてやめたことはあるが)。

 BA-TSUはきちんとブランドとしての登録。バトル・ロワイヤルの制服デザインがこのブランドだなんて、こういうトリビアがあるからはてなキーワードは面白い。

はてなブックマークコメントから

 ホットエントリに上がったので、この日付自体が現在*2 18ユーザにブックマークされておりコメントも読ませてもらった。

はてなブックマーク - はてなキーワードにおいてファッション用語が弱い件 - 万有引力

 なかなか鋭いご意見もあるので、記録も含めて抜粋収録してみる。*3


ファッションに詳しい人がたまたま引用とか著作権に過敏だとか説(legnum氏)
 映画「プラダを着た悪魔」では登場人物の一人がファッションは日々身につけるものだから芸術品よりも価値がある、のような台詞を言っていたような気がするが、そうなると著作権に敏感なのも納得…? パクりパクられての世界でもあるが、ファッションは…。

かなり前からはてなアイデアでカテゴリ増加は嘆願しているが、未だに実現していない。これからも実現の見込みは薄そう。 (n_kakka氏)
 私は「収集がつかないじゃん! 増やしてよ!」というアプローチをすることが有効なのでは? と考えているので、まずはキーワード自体を増やすことが先決、と思う。実はこの調査も登録されていないブランドを知ることがひとつの目的であったりもする。
 とはいえ現時点で私ははてなダイアリー市民ではないが…。

はてなユーザーの占有層が20,30代の男子ばっかだからじゃね? (akogina氏)
 鋭いご意見、といいたいところだがちょっと違うのではないかと思う。
 キーワードを登録するなどという、マニアックかつあんまり役に立ちそうもないちまちましたこと*4 は女性よりも男性の方が好む傾向があるのではないかと思う。勿論ユーザの偏りも加担していることは確かだが、より男性のほうがキーワード登録する割合が高まるのではないか。(=男性が好むカテゴリが充実するのではないか。)
 実際統計を取ったわけではないから憶測でしかないが。*5

「C」

CestChiCa|CLUBBY TIME|cocue|COR|COOTIE PRODUCTIONS|COUP DE CHANCE|cuccia|CUSHKA|カスタムカルチャー CUSTOM CULTURE|カステルバジャック castelbajac|カッター&バック|カナダグース CANADA GOOSE|カバン・ド・ズッカ CABANE de ZUCCa|カフェイン Caffeine|
カプアー CAPUANO|カルバン CARVEN|キムジー Chiemsee|キャブクロージング C.A.B.CLOTHING|キャプテン・サンタ CAPTAIN SANTA|キャラ・オ・クルス CARA O CRUZ|キャン・グループ CAN|キャンディ・ストリッパー Candy Stripper|キューブシュガー CUBE SUGAR|キューン CUNE|クイーンズ・コート|クーデター coupdetat|クリスチャン・オジャール|クリスチャン・オジャールリベルテ|クレージュ|クラウディア・ヒル Claudia Hill|クレデヴェール cledevers|クリア clear|クリストファー・ルメール|クローディ・ピエルロ CLAUDIE PIERLOT|クローラ CROLLA|クレージュ|クレージュ21|ケルト&コブラ celt and cobla|コイガールマジック coigirlmagic|コーザノストラ cosa nostora|コシェル coshell|コスミックレイ cosmic ray|コズミックワンダー COSMIC WONDER|コモンルージュ common rouge|コクーン COCOON|コズミックワンダー COSMIC WONDER|コニューアンティーム connue et intime|コリーヌサリュー Corinne Sarrut|コレット|コルディア CORDIER|コロンビア columbia|コンクエスト conquest|コンクコンパニーア・イタリアーナ COMPAGNIA ITALIANA|サーカスティック SARCASTIC|シカタ cicata|シトラス・ノーツ cITRUS nOTES|シャルメ CHARMER|シャミー Chamois|シャレブラン|シュボー/シュヴォ chevaux|シェビニオン|シンシア・ローリー|セシル・マクビー|セルッチオ Cerchio|チェストマニア CHEST MANIA|ちきりや CHIKIRIYA|チャイルド・ウーマン|チャコット chacott|チャムス CHUMS|

 この週刊ファッション情報も、英語のみ、とかカタカナのみ、などの表記がある。が、実際は英語表記が存在しているブランドもあったりしてどういう基準で掲載しているのかよく分からない。たまに英語表記のみカッコで囲まれているブランドもあることから、数名の人間で編集しており方針にズレが生じているものと思われる。たいした数ではないのだから統一して欲しいと思う。
 冒頭に挙がっている英語表記のみのブランドだって読み方が決まっているのだからカタカナ表記はできるはずだ。コキュは個人的に好きなのでとりあえずここに書いておく。

 ここに挙がっていて私が持っているのはそのコキュ、クローラ(アクアガールのオリジナルブランド)くらい。

*1:理由は、はてなの多数派がA-BOYだとすると…というところから

*2:2007/06/05 23:07

*3:掲載を止めて欲しい方はコメントにその旨ご記入ください。とはいえ個人的には、誰でも読めるはてなブックマークに書いた時点で誰かに取り上げられる覚悟は済んでいるべきと思います…

*4:何かを収集するとかも似ているかも

*5:この辺りは将来的にはてなアンケート辺りをやってみると面白いかもしれませんね。はてな自体が既に統計取ってたりするかもですが…

はてなキーワードにおいてファッション用語が弱い件(その2 ブランド調査国内「B」)

「A」をやってみて

 予想よりもヒットしたのがまず驚いた。そしてヒットしているものはかなり有名なものとかなりマニアックなものの二極化していることもよく分かった。つまり中途半端に「OLには支持されているブランド」などは登録されていなかったりする。私が買ったことがあると書いた2ブランドもヒットしなかった。

 実際ジャンプしてみると名前が同じでも全く別のものの解説文章になっているものもあったので、検証は必要そうだ。*1
 そしてブランド名ではなくてデザイナー名として書かれているものなどもあり、これはOKとみなすかNGとみなすか。心情的にはOKとしたいところ。デザイナーはまだしもモデルとしてヒットした鮎川陽子は判断が難しいところだ。

 推測だが、元とした週刊ファッション情報の国内海外の区分けは、どうも日本法人があるかどうかで分けているようだ。有名どころの海外ブランドが国内に入ってきている(アニエスベーなど)のはそれが理由なのかもしれない。

 ところで、しばらく放っておいてアクセス解析を見てみたらトラックバックは二件も来てるは、どうもホットエントリに一時期入ってたみたいで物凄いアクセスが来てるわで驚いた。休み休みしつつも最後までちゃんと書こうと思う…。

「B」

BARNS|Beenee|BELLA TORRE|BERNINGS-SHO|BiBi de BaBi|BLANCE|B.L.U.E.|Botao|バイオポリティックス bio politics|バウンティーハンター bounty hunter BXP|バジーレ  Basile|バセット・ウォーカー Bassett Walker|バツ BA-TSU|バックチャンネル Back Channel|バッドボーイス BadBoy|バッドボーイ・スポーツ BADBOY SPORTS|バナルシックビザール banal chic bizarre|ベイピー BAPY|バッファロー Buffalo|バーニーズ・ニューヨーク barneys ny|バランス・ウェア・デザイン balance wear design|バル BAL|バーバリアン BARBARIAN|バリバレ bali barret|バーンズ BARNS OUT FITTERS|ビーキューイー BQE|ビームス BEAMS|ビギ BIGI|ビコ BICO|ビザール bizarre|ビドンナ B donna|ビリドゥーエ BIGLIDUE|ビューティ・ビースト beauty:beast|ビュル・デ・サボン bulle de savon|ビルケンシュトック BIRKENSTOCK|ブートレグブース bootlegbooth|ブラガ Braga|ブラッパーズ BRAPPERS|ブリー BREE|ブリコ BRIKO|ブラガ Braga|ブラックピースナウ black peace now|ブルーウェイ|ブルーノ・ピアッテリ|ブロッケン brocken|ブロンティベイパリス brontibayparis|ベイツ Bates|ベーシック・ギア|ベーセーストック BC.STOCK|ベティーズブルー Bettys Blue|ベネフィット|ベン・ザ・ロデオテーラー ben the rodeotailor|ボイコット BOYCOTT|ボグナー bogner|ボディーグローヴ Body Glove|ボディドレッシング BODY DRESSING|ボシュ BOSCH|ボックスフレッシュ boxfresh|ポールジー BALLSEY|ボディバター BODY BUTTER|ボング bong|ベネトン Benetton|ベルスタッフ Belstaff|坂東京子 kyoko bando|

*1:某ジャンルのゲームがヒットしたものがあった…

はてなキーワードにおいてファッション用語が弱い件(その2 ブランド調査国内「A」)

具体的な調査の方法

 単語を羅列していく前に、まずはどうやって羅列すべきブランドを抽出したかという話から。

 私が知っているというと婦人ブランドに偏るので、外部サイトの力を借りる。

http://www.fashion-j.com/creation/designers.html

 このページに掲載されている国内ブランドをまずは羅列してみる。
 よく見ていくと、海外のブランドが堂々と日本のところに入っていたりするのだが、いちいち除外するのは面倒なのでそのまま掲載することにする。また、サイトが複数ある場合同じブランドが二行書かれていたりするのだがそれは一行に統一する。
 英語・カタカナ両方あるので両方貼り付ける。このサイトは英字の大文字・小文字の表記は忠実なようなので、登録が変になっていなければうまくリンクされるだろう。
 ブランド毎に区分けのために「|」をはさむことにする。

「A」

adabaT|ADIEU TRAISTESSE|AFTER ALL|ah collection|a.i.c|ALVIVO|anatelier|アーヴェヴェ A.V.V.|アーペーセー A.P.C.|アール A.A.R.|アイダ・バルニ AIDA BARNI|アイク・ベーハー|アヴィレックス Avirex|アガタ・パリ Agatha Paris|アガット agete|アカバ akaba|
アクアガ−ル Aquagirl|アクア ア ブランチ aqua a branch|アクセソワ・ドゥ・マドモワゼル・ジャップ A.D.M.J.|アクータ ACUTA|
アクボポポロ acvopopolo|アコースティック acoustic|アサシン assassyn|アシックス asics|アシュラ ASYURA|アズノゥアズ As Know As|アダム・エ・ロペ Adam et Rope|ア・テストーニ atestoni|アデュー・トリステス ADIEU TRISTESSE|アトリエボズ atelier boz|アトリエ・サブ atelier sab|アトリエ・サブ・メン ASM/ATELIER SAB MEN|アナイ ANAYI|アナップ ANAP|アニエスベー Agnes b|アニヤ・ハインドマーチ Anya Hindmarch|アバハウス Abahouse|アバンルタン AVANT LE TEMPS|ア・プライマリー・アキコオガワ a primary AKIKO OGAWA|アプワイザー・リッシュ APUWEISER riche|アマヤ・アルズアーガ AMAYA ARZUAGA|アメリカンラグシー AMERICAN RAG CIE|アランマヌキャン alain manoukian|アリシア Alicia|アリストトリスト ARISTRIST|アリス・アウアア Alice Auaa|アルカリ  alcali|アルゴンキン ALGONQUINS|アルティザン・アンド・アーティスト ARTISAN & ARTIST|アルバローザ Albarosa|アルファスピン Alfaspin|アルページュ arpege|アルベルタ・フェレッティ|アレグリ allegri|アレッサンドロ・デラクア ALESSANDRO DELL'ACQUA|アンジェリック・プリティ AngelicPretty|アンツ・ネスト ANTS NEST|アンジェリズム Angelisme |アントニオ・マラス anotnio marrass|アンド・エー And A|アンドジャンプ ...and Jump|アントニオ・ペルナス ANTONIO PERNAS|アンドリュー・ゲン andrew gn|アンドゥムルメステール ANN DEMEULEMEESTER|アントゲージ Antgauge|アンバー Amber|アンドロジーヌ a.g|アンドワン AND1|エーアール A・R|エアーウォーク Airwalk|エアパペル AIRPAPEL|エイ・カントリー A・COUNTRY|エーオーアール aor|エーグル|エー&ジー A&G|エー・ジー A G|エー・ジー AG|エー・エックス・シー axc|エーズラビット A's Rabbit|エービーエックス abx|エフデ ef-de|エーボンハウス AVON HOUSE|オーバドュ Aubade|鮎川陽子|

 羅列するとかなり圧巻である。
 ところで知っているブランドはどのくらいあるだろうか。この中にも海外のブランドが混じってしまっているものの、ほとんどが国内ブランド。私は知らないものの方が多い。さらに買ったことがあるのはアズノウアズ、エフデくらいなものか。

 この調子でとりあえず最後までいってみようと思う。時間がかかるので数日に分けて全てこの日のエントリとして足していくことにする。

はてなキーワードにおいてファッション用語が弱い件(その1 序文)

はてなダイアリーの大きな特徴、はてなキーワード

 はてなダイアリーの大きな特徴といっても過言ではないキーワード。
 他のブログには未だにあまりない機能なだけに、はてなダイアリーの個性のひとつともなっている。
 一定の期間日記を書けば*1 ユーザ誰もが自由に登録・編集ができる。画像やURLも登録でき、もともとのモデルと推測されるWikipedia的に使用することができる。

はてなキーワードのカテゴリの偏り

 ただ、見ていくとどうもやはり特定の分野にはやたらめったら強い(=充実している)のに対し、ファッションに関しては充実しているどころか、「何でこの単語がないの?」と思うようなものがなかったりする。
 また、キーワードは「カテゴリ」という区分けが存在するが、「ファッション」というカテゴリは存在しない。
 現在はてなキーワードのカテゴリは以下の通りである。

 「マンガ」「読書」など若干被りそうなものがあったり、「アイドル」などが独立していたりする*2 のがかなりの偏りを物語っている。「ウェブ」と「コンピュータ」が別なのはまだいいとしても、どう見ても行き当たりばったり増やしてきたとしか思えず、体系だったものとはいえない。

 カテゴリが存在しないキーワードは「一般」に分類される。現在ファッションやコスメ関係の単語があってもおおむねこちらか、他の別の関連するカテゴリ(「ウェブ」など)に仕分けられている。

キーワード登録のセオリー

 何でもかんでもキーワードに登録してしまうと、書く日記書く日記キーワードリンクだらけになってしまう。あまりにも登場頻度が高い単語は登録を避けるか、特定の単語に対して「リンクして欲しくない」旨を表明したり、他のユーザの投票値を元に求められた「リンクスコア*3 のしきい値を指定してリンクを外す機能で個人的に回避してもらうかするしかない。

 ファッションに関しても、あまりにありふれた単語を登録すれば同じようなことが起こるので避けるべきだと私は考える。例えば流行ものであればまだしも、若い女性からおじいさんまでが使う可能性のある「ズボン」などという単語の登録は好ましいとは思えないし、仮に登録したとしてもヒットが多すぎて何の役にも立たないだろう。
 現在「ズボン」のリンクスコアは13となっており、「リンク不要」の投票は50をマークしている。いかに多数の人が「必要ないよ」と思っているかが覗える。(登録者にいちゃもんをつけたいわけでもないのだが、書いてある内容も薄い。ジャンプして解説文が20へぇ行くような内容であればまだ許せる人も多いのではないだろうか)

 アイテム名はそういう理由でキーワードに適するとは思えないので、ブランド名であればまだよいのではないだろうか。といっても、現在既に登録のある「ユニクロ」のようなこれまた登場頻度が多そうなものはやはり意味をなさないだろう。
 ちなみにリンクスコアは現在54。ただし「リンク可」とする根強いファンもいるらしくなかなかの接戦状態だ。

 蛇足だがユニクロほどありふれているブランドならばはてなダイアリークラブを作ってしまった方がよいのではないだろうか。そうすれば「今日買ったユニクロ」「ユニクロの着こなし」みたいな単語を登録できて、関係ないユーザは鬱陶しいリンクからは開放される。

まずは調査から

 とりあえず、現在どのくらいの登録状態なのかをまずは調べてみようと思う。
 やり方は簡単。ブランド名をここに並べていけばいい。リンクされていればそれはキーワード化されているということだ。

 具体的な羅列は次以降のエントリでやることにして、とりあえず序章はここまで。

*1:厳密には一定の日数分の日記が存在していればいいので、それを満たすように日記を用意すれば数分で条件が整う

*2:はてなダイアリーには特定のアイドルのオタクが多いことはよく知られている。何か書くとキーワードリンクされるので書かないが…

*3:全体の投票数に対する「リンク可」の割合が数値。最高が100。リンク可・不可の投票数で増減するが、勿論100以上にはならない