はてなキーワードにおいてファッション用語が弱い件(その1 序文)

はてなダイアリーの大きな特徴、はてなキーワード

 はてなダイアリーの大きな特徴といっても過言ではないキーワード。
 他のブログには未だにあまりない機能なだけに、はてなダイアリーの個性のひとつともなっている。
 一定の期間日記を書けば*1 ユーザ誰もが自由に登録・編集ができる。画像やURLも登録でき、もともとのモデルと推測されるWikipedia的に使用することができる。

はてなキーワードのカテゴリの偏り

 ただ、見ていくとどうもやはり特定の分野にはやたらめったら強い(=充実している)のに対し、ファッションに関しては充実しているどころか、「何でこの単語がないの?」と思うようなものがなかったりする。
 また、キーワードは「カテゴリ」という区分けが存在するが、「ファッション」というカテゴリは存在しない。
 現在はてなキーワードのカテゴリは以下の通りである。

 「マンガ」「読書」など若干被りそうなものがあったり、「アイドル」などが独立していたりする*2 のがかなりの偏りを物語っている。「ウェブ」と「コンピュータ」が別なのはまだいいとしても、どう見ても行き当たりばったり増やしてきたとしか思えず、体系だったものとはいえない。

 カテゴリが存在しないキーワードは「一般」に分類される。現在ファッションやコスメ関係の単語があってもおおむねこちらか、他の別の関連するカテゴリ(「ウェブ」など)に仕分けられている。

キーワード登録のセオリー

 何でもかんでもキーワードに登録してしまうと、書く日記書く日記キーワードリンクだらけになってしまう。あまりにも登場頻度が高い単語は登録を避けるか、特定の単語に対して「リンクして欲しくない」旨を表明したり、他のユーザの投票値を元に求められた「リンクスコア*3 のしきい値を指定してリンクを外す機能で個人的に回避してもらうかするしかない。

 ファッションに関しても、あまりにありふれた単語を登録すれば同じようなことが起こるので避けるべきだと私は考える。例えば流行ものであればまだしも、若い女性からおじいさんまでが使う可能性のある「ズボン」などという単語の登録は好ましいとは思えないし、仮に登録したとしてもヒットが多すぎて何の役にも立たないだろう。
 現在「ズボン」のリンクスコアは13となっており、「リンク不要」の投票は50をマークしている。いかに多数の人が「必要ないよ」と思っているかが覗える。(登録者にいちゃもんをつけたいわけでもないのだが、書いてある内容も薄い。ジャンプして解説文が20へぇ行くような内容であればまだ許せる人も多いのではないだろうか)

 アイテム名はそういう理由でキーワードに適するとは思えないので、ブランド名であればまだよいのではないだろうか。といっても、現在既に登録のある「ユニクロ」のようなこれまた登場頻度が多そうなものはやはり意味をなさないだろう。
 ちなみにリンクスコアは現在54。ただし「リンク可」とする根強いファンもいるらしくなかなかの接戦状態だ。

 蛇足だがユニクロほどありふれているブランドならばはてなダイアリークラブを作ってしまった方がよいのではないだろうか。そうすれば「今日買ったユニクロ」「ユニクロの着こなし」みたいな単語を登録できて、関係ないユーザは鬱陶しいリンクからは開放される。

まずは調査から

 とりあえず、現在どのくらいの登録状態なのかをまずは調べてみようと思う。
 やり方は簡単。ブランド名をここに並べていけばいい。リンクされていればそれはキーワード化されているということだ。

 具体的な羅列は次以降のエントリでやることにして、とりあえず序章はここまで。

*1:厳密には一定の日数分の日記が存在していればいいので、それを満たすように日記を用意すれば数分で条件が整う

*2:はてなダイアリーには特定のアイドルのオタクが多いことはよく知られている。何か書くとキーワードリンクされるので書かないが…

*3:全体の投票数に対する「リンク可」の割合が数値。最高が100。リンク可・不可の投票数で増減するが、勿論100以上にはならない